2010年 06月 01日
『物語で読む 世界一やさしい株の本』奥山月仁さんインタビュー
今回は『物語で読む 世界一やさしい株の本』の作者でもある、奥山月仁さんのインタビューです。
奥山さんは、大手企業のビジネスマンとして働くかたわら、出版を実現しました。
どのような経緯や思いで出版したのか、ご紹介します!
『物語で読む 世界一やさしい株の本』↓↓

『世界一やさしい株の本』は奥山さんのブログ「エナフンさんの梨の木」
まずどのようなきっかけでブログをはじめたのだろうか?
いまのブログをはじめるまえに、本にするための原稿をすでに書いていました。
「梨の木を企業に見立てて解説すれば、難解な理論株価を誰にでもやさしく伝える
ことができる」というアイデアは、大学生の頃から温めていたんです。
お正月に「今年はどんな年にしようか」と本年のテーマを考えていると、
ふと恩師の先生(大阪大学時代に師事した蝋山昌一教授:故人:)のことが頭に浮
んできて、すごく書きたい衝動にかられ、1ヶ月くらいで書きました。
出来上がった原稿はさっそく、某ビジネス系出版社へ送付しました。
地方住まいなので、メールでアポイントをとって、送りました。
編集会議に諮ってはくれたんだけど、結局はボツになってしまったんです。
その後、知り合いに「ブログがきっかけで出版できた人」がいて、その人のすすめもあって、「エナフンさんの梨の木」という投資ブログを開設しました。
それが2008年の5月です。
当初はブログも閑古鳥。そこで自分の運用スタイルや実践的な投資ノウハウを公開しはじめたところ、人気がではじめる。“人気ブログランキング”で1位を獲得するようにもなった。
わりと自信がでてきたので、こんどはちゃんと本にしようと意気込みました。
本屋さんへいって、どの出版社にアプローチしようかと考えていたところ、中経出版の本をいくつかみて、問い合わせてみようと考えたのです。
世の中には、いろんな出版社がある。
自費出版専門の会社もあるけど、そういうところは嫌でした。
出すからには、編集・制作を含め、書店への流通もやってもらえる名の通った出版社と組みたいと思っていました。
経験豊富なプロからのアドバイスが欲しかったのです。
結果として出版が決定。ただ、送った原稿をそのまま本にするわけではなかった。
編集担当者から、流通用の書籍にするため、いろいろアドバイスを受ける。具体的に添削・指摘が記された原稿も渡されるなど、やりとりがはじまった。
再度原稿を書き直したり、調べなおしの作業も行った。
自分ではすでに理論株価のことを専門的に学んでいたし、周囲にも知識ある人がいたせいか、
「これくらいのこと、株をやっている人ならわかるだろう」と思って書いたところもありました。
が、意外にも「そうではなく、もっとあらゆる読者を想定し、その目線からわかりやく書いてほしい」といった指摘を受けたので、驚いた。
と共に、ブロガーにはない感覚で、刺激的でもありました。
だからやる気も出た。

奥山さんは、家庭ももち、日々の仕事もある。
本業と日常生活のなかで執筆に励む日々。
明らかに忙しい日々のはずだが、どのように執筆の時間を捻出したのか?
僕は基本「朝方人間」なんです。
朝4時頃に起きて、7時くらいまで執筆していました。
週に3~4日を本の時間にあてていましたね。
実はブログの更新も早朝にやっていたので、そういう意味では苦にならなかった。
目が覚めるといろいろ考えごとをします。
すると“ひらめき”が多くて、文章になりすいんですよね。
その後制作は進む。本にするための原稿をしっかり書き直し、約1ヶ月程度で、校正ゲラが出た。
ゲラが出たときはクオリティーの高さに正直驚きました。
「こんなにちゃんとした本になるんだ。」って!!
イラストもイラストレーターをチョイスする段階から参加できてよかったです。
結果的にイメージ通りで、やさしい雰囲気が出たと思います。

(イラスト/小林弥生。難しくなりがちな株の理論を、柔らかな線・やさしいタッチで描いている)
校正作業も面倒とは思いませんでした、
時々編集サイドで文章の手直しをやってたりして、「あ、修正されてる!」と気づいて面白かった。
カバーができあがったときは、もうほんとうに「本になるんだなあ」といっそう実感がわきました。
本は約4ヶ月程度で完成。最初に報告したのは、勤めている会社だったという。
僕の会社は、社名をださない・業務内容を露出しない限りは、メディアの取材や本を出す活動等を許してもらえた。社則ももちろん読んで、人事部にも報告しましたしね。
だから出来上がった本は、人事部や上司にきちんと献本しました。
もちろん、家族や親戚・友人にも報告しました。
友人なんかは「本が出た」という事実で驚き、その後本屋へ行ったら置いてあったので、そこでもびっくりしたとのことです。
妻は、当初は「株はやるし、本までかいて!」と難色を示していたのですが、最終的には理解してくれています(笑。
本は“一人歩きする”と言われる。
いわば著者の分身であり、名刺でもある。著者が語らなくても、本が主張してくれるのだ。
『世界一やさしい株の本』は奥山さんの思いがあますところなく詰まっており、そのメッセージが届いたのか、数々のメディアに取り上げられた。
『日経マネー』4月号(日経BP社)に“編集部おすすめの本”としてもらえたのはとってもうれしかったです。
『あるじゃん』6月号(オールアバウト)でもパブリシティが出たし、地元の新聞や雑誌なんかにも本の紹介が載っていてすごいな、と思いました。
そうそう、地元の書店へ行っても、POPをつけて展開してくれるなど、恥ずかしいようなうれしいような、といった気持ちでした(笑。
本を読んだ反響もありました。「よくわかる」「面白い」「読みやすい」と言ってくれる人が多かったけど、一方で「投資に勝つ奥義がもっともっと知りたかったなあ」との意見も。
いろいろ勉強になりますよね。

「本を書きたい」「出版を考えている」ビジネスパーソンに向かってメッセージはありますか。そう問うたところ、次のような答えが返ってきた。
敬愛する元上司が言っていたのですが,
「人生の中で本を出すということは誰もが抱く夢なんだよ。
それを実現させるなんて、お前は相変わらずラッキーな奴だな」って。
これは本当にその通りだと思います。
僕たちサラリーマンは紆余曲折、山あり谷あり、ときには閉塞的な状況もつきまとう。
その中で、自分が興味あること、自分が表現したい、幼い頃から伝えたいと思ってきたことを本にするのは素晴らしいことだと考えています。
僕の同僚にも、ちょうど出版の準備をしている人がいて、すっごくイキイキしている。
チャンスがあれば、ぜひ出版すべきだと思います。
世界も広がるし、自分の幸せにも繋がると思うんです。
奥山さんの夢は大きい。
「翻訳出版して、バフェットやリンチに自著を献本し、手紙などをもらえたらうれしいなあ」と無邪気に語る。『BIG tomorrow』紙から、単独のインタビュー依頼や、それまでつながりの無かった人からの応援メッセージが、ブログを通して寄せられてもいる。
今後もビジネスマンとしての生活を続けつつ、投資家・ブロガーとして、さらに著者としても活躍の場を広げるだろう。

著者プロフィール
奥山月仁(おくやま つきと)
大阪大学経済学部卒。
高校在学中より株をはじめ、投資活動は20年以上のキャリア。
大手企業勤務のかたわら、人気・短期・分散偏重のマーケットに疑問を感じ、不人気・長期・集中投資法をブログ「エナフンさんの梨の木」上で公開。
独自の理論を数多く提唱し、高いパフォーマンスを上げられる投資法として注目されている。
書籍のパブリシティ情報はこちら↓↓
奥山さんは、大手企業のビジネスマンとして働くかたわら、出版を実現しました。
どのような経緯や思いで出版したのか、ご紹介します!
『物語で読む 世界一やさしい株の本』↓↓
http://www.chukei.co.jp/business/detail.php?id=9784806135920

『世界一やさしい株の本』は奥山さんのブログ「エナフンさんの梨の木」
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-0.html
まずどのようなきっかけでブログをはじめたのだろうか?
いまのブログをはじめるまえに、本にするための原稿をすでに書いていました。
「梨の木を企業に見立てて解説すれば、難解な理論株価を誰にでもやさしく伝える
ことができる」というアイデアは、大学生の頃から温めていたんです。
お正月に「今年はどんな年にしようか」と本年のテーマを考えていると、
ふと恩師の先生(大阪大学時代に師事した蝋山昌一教授:故人:)のことが頭に浮
んできて、すごく書きたい衝動にかられ、1ヶ月くらいで書きました。
出来上がった原稿はさっそく、某ビジネス系出版社へ送付しました。
地方住まいなので、メールでアポイントをとって、送りました。
編集会議に諮ってはくれたんだけど、結局はボツになってしまったんです。
その後、知り合いに「ブログがきっかけで出版できた人」がいて、その人のすすめもあって、「エナフンさんの梨の木」という投資ブログを開設しました。
それが2008年の5月です。
当初はブログも閑古鳥。そこで自分の運用スタイルや実践的な投資ノウハウを公開しはじめたところ、人気がではじめる。“人気ブログランキング”で1位を獲得するようにもなった。
わりと自信がでてきたので、こんどはちゃんと本にしようと意気込みました。
本屋さんへいって、どの出版社にアプローチしようかと考えていたところ、中経出版の本をいくつかみて、問い合わせてみようと考えたのです。
世の中には、いろんな出版社がある。
自費出版専門の会社もあるけど、そういうところは嫌でした。
出すからには、編集・制作を含め、書店への流通もやってもらえる名の通った出版社と組みたいと思っていました。
経験豊富なプロからのアドバイスが欲しかったのです。
結果として出版が決定。ただ、送った原稿をそのまま本にするわけではなかった。
編集担当者から、流通用の書籍にするため、いろいろアドバイスを受ける。具体的に添削・指摘が記された原稿も渡されるなど、やりとりがはじまった。
再度原稿を書き直したり、調べなおしの作業も行った。
自分ではすでに理論株価のことを専門的に学んでいたし、周囲にも知識ある人がいたせいか、
「これくらいのこと、株をやっている人ならわかるだろう」と思って書いたところもありました。
が、意外にも「そうではなく、もっとあらゆる読者を想定し、その目線からわかりやく書いてほしい」といった指摘を受けたので、驚いた。
と共に、ブロガーにはない感覚で、刺激的でもありました。
だからやる気も出た。

奥山さんは、家庭ももち、日々の仕事もある。
本業と日常生活のなかで執筆に励む日々。
明らかに忙しい日々のはずだが、どのように執筆の時間を捻出したのか?
僕は基本「朝方人間」なんです。
朝4時頃に起きて、7時くらいまで執筆していました。
週に3~4日を本の時間にあてていましたね。
実はブログの更新も早朝にやっていたので、そういう意味では苦にならなかった。
目が覚めるといろいろ考えごとをします。
すると“ひらめき”が多くて、文章になりすいんですよね。
その後制作は進む。本にするための原稿をしっかり書き直し、約1ヶ月程度で、校正ゲラが出た。
ゲラが出たときはクオリティーの高さに正直驚きました。
「こんなにちゃんとした本になるんだ。」って!!
イラストもイラストレーターをチョイスする段階から参加できてよかったです。
結果的にイメージ通りで、やさしい雰囲気が出たと思います。

(イラスト/小林弥生。難しくなりがちな株の理論を、柔らかな線・やさしいタッチで描いている)
校正作業も面倒とは思いませんでした、
時々編集サイドで文章の手直しをやってたりして、「あ、修正されてる!」と気づいて面白かった。
カバーができあがったときは、もうほんとうに「本になるんだなあ」といっそう実感がわきました。
本は約4ヶ月程度で完成。最初に報告したのは、勤めている会社だったという。
僕の会社は、社名をださない・業務内容を露出しない限りは、メディアの取材や本を出す活動等を許してもらえた。社則ももちろん読んで、人事部にも報告しましたしね。
だから出来上がった本は、人事部や上司にきちんと献本しました。
もちろん、家族や親戚・友人にも報告しました。
友人なんかは「本が出た」という事実で驚き、その後本屋へ行ったら置いてあったので、そこでもびっくりしたとのことです。
妻は、当初は「株はやるし、本までかいて!」と難色を示していたのですが、最終的には理解してくれています(笑。
本は“一人歩きする”と言われる。
いわば著者の分身であり、名刺でもある。著者が語らなくても、本が主張してくれるのだ。
『世界一やさしい株の本』は奥山さんの思いがあますところなく詰まっており、そのメッセージが届いたのか、数々のメディアに取り上げられた。
『日経マネー』4月号(日経BP社)に“編集部おすすめの本”としてもらえたのはとってもうれしかったです。
『あるじゃん』6月号(オールアバウト)でもパブリシティが出たし、地元の新聞や雑誌なんかにも本の紹介が載っていてすごいな、と思いました。
そうそう、地元の書店へ行っても、POPをつけて展開してくれるなど、恥ずかしいようなうれしいような、といった気持ちでした(笑。
本を読んだ反響もありました。「よくわかる」「面白い」「読みやすい」と言ってくれる人が多かったけど、一方で「投資に勝つ奥義がもっともっと知りたかったなあ」との意見も。
いろいろ勉強になりますよね。

「本を書きたい」「出版を考えている」ビジネスパーソンに向かってメッセージはありますか。そう問うたところ、次のような答えが返ってきた。
敬愛する元上司が言っていたのですが,
「人生の中で本を出すということは誰もが抱く夢なんだよ。
それを実現させるなんて、お前は相変わらずラッキーな奴だな」って。
これは本当にその通りだと思います。
僕たちサラリーマンは紆余曲折、山あり谷あり、ときには閉塞的な状況もつきまとう。
その中で、自分が興味あること、自分が表現したい、幼い頃から伝えたいと思ってきたことを本にするのは素晴らしいことだと考えています。
僕の同僚にも、ちょうど出版の準備をしている人がいて、すっごくイキイキしている。
チャンスがあれば、ぜひ出版すべきだと思います。
世界も広がるし、自分の幸せにも繋がると思うんです。
奥山さんの夢は大きい。
「翻訳出版して、バフェットやリンチに自著を献本し、手紙などをもらえたらうれしいなあ」と無邪気に語る。『BIG tomorrow』紙から、単独のインタビュー依頼や、それまでつながりの無かった人からの応援メッセージが、ブログを通して寄せられてもいる。
今後もビジネスマンとしての生活を続けつつ、投資家・ブロガーとして、さらに著者としても活躍の場を広げるだろう。

著者プロフィール
奥山月仁(おくやま つきと)
大阪大学経済学部卒。
高校在学中より株をはじめ、投資活動は20年以上のキャリア。
大手企業勤務のかたわら、人気・短期・分散偏重のマーケットに疑問を感じ、不人気・長期・集中投資法をブログ「エナフンさんの梨の木」上で公開。
独自の理論を数多く提唱し、高いパフォーマンスを上げられる投資法として注目されている。
書籍のパブリシティ情報はこちら↓↓
# by chukeijigyoubu | 2010-06-01 10:30 | インタビュー
